(BCPと避難訓練②のつづき)
考察として
BCP策定が打ち出され、弊社も委員会が発足し従前とは異なる避難訓練の機会となった。
これまで委員会では災害時についてあれこれ想定していたが、実際に動くことで新たな課題もみえ、スタッフからの質問では新たな視点を得ることができた。
地域特性や業務継続にあたり必要と思われることは、それぞれの事業所で異なるため完全なマニュアルは存在しない。
そのため自分たちで作り上げていかなくてはならない難しさを感じ、ゼロからのマニュアル作りでは研修を重ね、話し合いを繰り返し、委員の認識を深めていったが、まだまだ足りないと感じることも多い。
今回を機にブラッシュアップして次回の訓練に繋げ、災害時にはどのような条件であってもスタッフで協力しながら、今回の対応ができるような仕組みづくりを重ねていきたいと思う。
災害はいつかやってくるという認識だが、それがいつということが誰しも予測できないため、現実的にその時を感じられにくい。
リアルな場面を想像しながら、準備を繰り返してきているが、必ずしもこれで大丈夫と言い切れることはない。
今後も委員会では見直しを繰り返していくことになるため、これで準備は完璧という気持ちではなく、まだ不足はないかという視点を持ち続けていきたいと感じている。
看護師 松村