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教育プログラムからの他職種連携の気づき

この秋、弊社にも看護師さんが3名ほど入職し、人材が潤ってきました。

 

1名は訪問看護経験者(ベテランさん)ですが、2名は訪問は初めてとのこと。

OJTはもちろんですが、埼玉県訪問看護ステーション協会で「訪問看護師育成プログラム」が行われており、現在履修中です。

 

こちらがカリキュラム↓

けっこーボリューミーですね。

うちの社長も講義してます。

 

んで、プログラムを受けてるふたりに感想を聞いてみました。

ふたりとも共通しているのが処置や病状把握は解るんだが、医療・介護の各保険制度が解らないとのこと。

「事例を上げて適用保険(障害制度含め)の勉強の方が分かり易い」とか、

「チャートがあれば適用が分かり易い」とかとかのご意見が。

 

また、「今まで病院勤務していたときは保険や支払いのこととかはケアマネや事務がやるもんだと思っていて知る必要があるのを知らなかった。だから医療保険・介護保険をきちんと覚えなきゃと思った。」との事。

うれしい感想でしたね。

プログラムには無いようですが、上記の感想は相互理解の欠かせない他職種連携(チーム)には欠かせない大事な視点ですよね。

 

自分も介護保険制度ばかりではなく、医療・福祉・ソーシャルワーキング・障害等、他制度の勉強に努めているつもりでしたが、心無い他職種には

「それはケアマネの仕事じゃないのか」(はぁ?、違いますけど。どこでケアマネの仕事内容確かめましたか。)

「ケアマネさんは受診同行できないんですか」(はぁ?、嫌ですけど。2時間も院内でしかも無償で待てません。)

「この書類記入してください」(はぁ?、机に書類が山積みですけど。無償で書類記入して提出する職種他にいますか。)

等々、専門職として見下されているのではと思う事が多々ある中、うれしくなると共に自分も、もっと勉強していかないとやる気の出る感想でした。

 

 

ケアマネ 多田