いつも大変お世話になっている卸さんの営業担当さんから、こんな講座があるんですよと教えていただいたのがきっかけで、10月13~15日の3日間、一般社団法人日本福祉用具評価センター(JASPEC)主催の車いす安全整備士養成講座を受講してきました。
「まずは、標準型の手動車椅子を安全に整備できる人材を育成する」ための講座ということです。(テキストにはもっと安全に対する取り組みなどのすばらしい主旨がたくさんたくさん記載されていますが、ここでは割愛させていただきます。)
普段は関西圏での開催が多いようですが、今回はたまたま埼玉(某ラジオ番組で流れる歌ではありません)で開催され、通常2日間で行われる講義も3日間で行われました。
1日目は座学で手動車椅子(自走用車椅子)の企画、機能、メンテナンスの基礎知識、整備概論について。2日目と3日目の午前中は車椅子の分解、組み立て、点検・調整等の実技講習。3日目の午後に筆記試験、実技試験があり、両方に合格すると後日、車いす安全整備士の資格が授与されるという流れです。
テキストには物理の教科書のような難しいことがたくさん載っていて、講座を受ける前日まで不安でいっぱいでしたが、講義内容はとてもわかりやすく、車いすの構造や機能など改めて見直す良い機会となりました。実技の方も普段の点検では見落としがちな点なども踏まえ、現場でできることの幅が少し広がったように思います。
まだまだ、経験値が足りないと思いますが利用者さんに安全に福祉用具を利用していただけるように今後も頑張っていきたいと思います。
ご興味のある方は、ぜひ受講してみてください。
あ、因みに担当講師の先生からの指摘はたくさんありましたが、無事にお免状をいただけました。
福祉用具 壁谷