こんにちは! 4月に入職しました、作業療法士の平野です
よろしくお願いします^^
現在関わりのある、頚髄損傷の方の食事場面についてご紹介させていただきます
Aさんは数年前に頚髄損傷を患い “ポータブルスプリングバランサー”という腕を動かす補助装置、前腕に装具+自助具を使用し、食事を摂取されていました
通常 私たちがお箸やスプーンを持ち、口に運ぶ動きをする時には、物をすくいとる様に
手首を使っています。しかし、Aさんは関節を自由に使うことが難しいため、上記の装具を使い、手の平を下に向けた状態のまま食べ物を口元まで運んでいます。
そのため肩が疲れやすい、、、、、また コップを自分で持つことが出来ない(奥様の介助)、、、、
と問題がありました
また、現在の食事方法を獲得したのは1年以上前!
その当時からの ご本人の頑張りの結果、、手の動きが良くなっているのです
そのため、現在の状態にあった食事方法を再獲得してもらいたく
また、コップを使い自力で水分をとってもらいたく
こんな自助具を作ってみました
手首の動きは固定的ではなく、すくう動きに近いことが特徴です
いずれは コップの持ち手に引っかけて 飲めないか、と。
まだ実践には至っておりませんが、いずれ結果をご報告出来ればと思います
作業療法士 平野